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平成31年 年頭御挨拶

2019/01/01

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ume004              御挨拶

平成31年1月1日

雄山神社権宮司 前田 逸男

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり謹んで皇室の弥栄と国家の安寧を御祈念申し上げます。併せて氏子崇敬者の皆様方の御健康と御多幸を冀います。
今上陛下におかれましては御即位30年、御成婚60年をお迎えになられること、衷心よりお祝い申し上げます。
平成31年、今正月が平成としての最後の正月となり、4月30日には天皇陛下御退位の儀式であります退位礼正殿の儀が、5月1日には新皇御即位の儀式にあたる剣璽等承継の儀が行われて御代替わりとなります。
この平成の時代を振り返ると、各インフラ整備が盛んに行われ、それに伴い、携帯電話やインターネット等の情報網の急速な普及や科学技術の発展、平成27年には北陸新幹線が開通するなど、著しい交通網の進歩もあり、生活向上と豊かさが象徴される時代へと成し遂げられました。その一方で、平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災、平成30年の西日本豪雨など、その他にも未曾有の大規模自然災害が多発し、多くの犠牲者が出ると同時に多くの被災者も出た時代となりました。茲に各地で自然災害により犠牲になった方々に対しまして、御冥福を申し上げ、哀悼の意を表しますと共に、被災された皆様方に対し心よりお見舞いを申し上げ、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。
そして、新しい時代には、宇宙旅行やリニアモーターカーも具現化されるなど、科学技術や交通網のさらなる発展や、医療、福祉の進歩による難病の治療、平癒により平均寿命、平均余命の伸びが期待され、更に生活が向上することも期待されます。
新しい時代の節目にあたり、この雄山神社前立社壇においては、先人たちより受け継いだ大切なものを守り、先人たちが築き上げてきたものに敬意を表し感謝の気持ちを忘れずに、これからも後世へと継承し、それらを踏まえた上で新しい風を入れ、氏子崇敬者の皆様に寄り添い、心の拠り所となり清々しく神社に訪れ御参拝して戴けるよう努めて参りたいと存じます。

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